実査日: 2026-08-14 / 更新: 2026-08-14

スワップは通貨下落に勝てるか

高金利通貨3ペアのスワップ受取と通貨変動を合算し、1万通貨モデルの実効損益を日次・月次で追跡する。

結論

スワップ受取だけでなく通貨変動も同じ単位で足し、実効損益として記録する。高金利通貨の買い持ちは、受取額だけを見たときと、円換算の値動きを加えたときで見え方が変わる。

今日の疑問

若手研究者のイラスト
若手研究者
高いスワップを受け取り続ければ利益になるのか、受取額だけで見てしまいそうです。
博士のイラスト
博士
スワップと通貨変動を足した実効損益で見る必要があります。受取と値動きを同じ1万通貨の円額にそろえるんですよ。
若手研究者のイラスト
若手研究者
それなら、月ごとの受取と値動きを分けて確認できますか?
博士のイラスト
博士
そうですね。月次表ではスワップ受取、通貨変動、実効損益を横に並べて確認します。
若手研究者のイラスト
若手研究者
TRY/JPYはスワップが大きく見えるので、実効損益も同じように読めますか?
博士のイラスト
博士
2026年1〜6月の実測では、TRY/JPYのスワップ受取(+約2,839円)に対して通貨下落(−約1,480円)となり、累積は+約1,359円だった。バックフィル後の追跡全体(2026-01-05〜08-14)では、スワップ受取(+約3,571円)と通貨下落(−約2,990円)で累積は+約581円だった。ただしこれは短い窓であり、過去5年では年率約24%の対円下落があった(スワップで補いきれない年が多い)。短い期間の実測だけで判断できないことが、この通貨の難しさであるんです。

検証方法

対象
MXN/JPY・ZAR/JPY・TRY/JPY
標準モデル
各通貨1万通貨の買い持ち
レート
GMOコイン外国為替FX Public APIのbid/ask、mid=(bid+ask)/2
スワップ
swapsテーブルから各日の買いスワップ最大値(正規化済み)
履歴の出典
GMOコイン日次履歴API、インヴァスト証券日次CSV
計算式
実効損益 = スワップ受取 + (当日mid − 前回利用可能mid) × 10,000
追跡期間
2026-01-05開始、レートは日次終値をバックフィル
通貨変動は円/1万通貨で計算する。レートがない日はその日のスワップだけを計上する。通常の休日など短い空白の後は直前の利用可能なレートとの差を使うが、7日以上のレート欠測をまたぐ通貨変動は1日分として実効損益に計上しない。

自動更新: 月次実効損益

MXN/JPYZAR/JPYTRY/JPY
スワップ受取通貨変動実効損益スワップ受取通貨変動実効損益スワップ受取通貨変動実効損益
2026-01+207.2円+1,290円+1,497.2円+218.5円+260円+478.5円+476.5円-740円-263.5円
2026-02+252.2円+2,130円+2,382.2円+221円+2,290円+2,511円+435.7円-30円+405.7円
2026-03+289.6円-2,260円-1,970.4円+283.4円-4,470円-4,186.6円+545.6円+130円+675.6円
2026-04+268.1円+1,200円+1,468.1円+236.5円+330円+566.5円+507.4円-1,100円-592.6円
2026-05+254.2円+2,150円+2,404.2円+230.5円+4,180円+4,410.5円+331.5円+160円+491.5円
2026-06+313円+1,180円+1,493円+284.4円+1,020円+1,304.4円+542.3円+100円+642.3円
2026-07+320.5円-2,140円-1,819.5円+322.7円-4,050円-3,727.3円+513.4円-1,710円-1,196.6円
2026-08 (〜8/14)+127.8円+2,850円+2,977.8円+115.7円+3,290円+3,405.7円+218.7円+250円+468.7円
累積+2,032.6円+6,400円+8,432.6円+1,912.7円+2,850円+4,762.7円+3,571.1円-2,940円+631.1円

単位は各通貨1万通貨。月〜金のレート充足率が90%未満の月は集計中とし、進行中の月は当日までの期間を注記します。

最下行の累積は、追跡開始から各月までの合計である。実効損益が「—」の月は、スワップ履歴が未取得で、値動きだけから推測していない。

自動更新: 直近30日サマリ

直近30日: 2026-07-16〜2026-08-14(暦日30日)

通貨スワップ受取通貨変動実効損益
MXN/JPY+287.3円+400円+687.3円
ZAR/JPY+280.6円-940円-659.4円
TRY/JPY+484.2円-1,100円-615.8円

直近30日は、表に保存されている最新スワップ観測日から暦日30日を区切って集計する。営業日だけをつないだ値ではないため、欠損日の扱いは検証方法の記載に従う。

若手研究者のイラスト
若手研究者
月次表では、実効損益がプラスかマイナスかを先に見ればよいですか?
博士のイラスト
博士
まずスワップ受取と通貨変動の符号を分けて見て、最後に実効損益へ足し合わせた結果を確認します。
若手研究者のイラスト
若手研究者
レートが欠けた日を、変動ゼロとして月次に入れているわけではないのですね?
博士のイラスト
博士
欠損日はスワップだけを残します。短い空白なら次の観測日を前回利用可能なレートと比べますが、7日以上の欠測をまたぐ値動きは実効損益に足しません。計算の空白を都合よく埋めてはいません。
若手研究者のイラスト
若手研究者
表の数値をそのまま将来の見通しに使ってよいですか?
博士のイラスト
博士
いえ、過去の集計は検証期間の記録です。業者条件や相場が変われば、同じ結果になるとは限りません。

注意点

スワップの正規化と業者別の比較条件は、スワップ「取り分」の実測比較で確認できる。

実査日・出典・免責

実査日: 2026-08-14。出典: GMOコイン外国為替FX Public API・日次履歴API、インヴァスト証券日次CSV、~/fx_range_trader/data/klines/の日次終値、data/swaps.sqlite。スワップは取得できた業者の中で最有利の買い値を使うが、条件は日々変動する。掲載値は過去の集計であり、将来の結果を示さない。

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本サイトは投資助言を行いません。掲載情報は実査時点のもので、将来の結果を示すものではありません。FXには元本割れを含む損失リスクがあります。